10月2日、森地区人権・同和教育啓発推進協議会では、福岡県春日市のグローバルプラザで開催中の「全九州水平社創立90年」特別展への研修視察を実施しました。
見学前に、「部落問題解決に向けた取り組み」と題した講演(講師 竹森健二郎さん)をお願いしました。全国水平社の創立以前の運動と、戦時下の水平運動、そして現代へのつながりなど、貴重なお話を聴くことができました。
その後、常設展と特別展を見学し、自由と平等を求めた水平社の運動についてその一端を学ぶことができました。
今から90年前、部落差別をなくすため、自ら立ち上がり運動を起こした人々、その人々にとってその運動は、自分たちの人間としての尊厳を回復するための闘いでした。
この研修は、参加者にとって今の自分たちの生活や、人権が尊重される社会について考えるよいきっかけとなりました。